カネツキ堂、秦泉寺廃寺、コミュニティ計画〔8317〕2026/01/22
2026年1月22日(木)晴れ
ひやいねー。明日朝はもっとひやい予報やけど、風邪などひいてませんか?この急激な寒暖差は、年取ってくるとキツい。滋賀県とか北陸とかは結構な大雪になっておるみたいで、お見舞い申し上げます。弊社の商品もそっちまで運ばれてるので、少し心配。
さて。昨日、中秦泉寺交差点から北側の住宅地を少し歩きました。小さな水路沿いの小径を歩いてて、この説明版を発見。食品スーパーの横なので、しょっちゅう近くを通ってたのに気付いてませんでした。秦地区コミュニティ計画推進市民会議さんが立てた説明板には「カネツキ堂」とあります。
以前にも紹介したけど、この界隈には、県下最古と思われる古代寺院跡があります。秦泉寺廃寺跡。7世紀の廃寺なので、若宮ノ東遺跡に評衙があった時代か、もう少し前。これは、古い。幾度も発掘調査が行われ、この界隈に壮大な寺院、僧坊などがあったことがわかってます。
そもそも「秦泉寺」という地名が昔からあったので、寺院があったんだろうな、とは思われてきました。そしてその秦泉寺にある「カネツキ堂」というホノギで、昭和15年に発掘調査が実施され、ここが古代寺院であることが初めて確認された、と説明版には記載されてます。
この植え込みの中には古い五輪塔の痕跡のような石。そして「カネツキ堂」と呼ばれた地名。今や、JAやコミュニティセンターや量販店やマンションが密集するこの場所の真ん中に、ここが寺院だった雰囲気を伝える小さな小さな植え込み。
地形分類図で見ると、この十字の場所が秦泉寺廃寺跡。薄緑のところは、当時は概ね浅海の古浦戸湾。この、海岸線に近い扇状地に、壮大な古代寺院があった風景。ここが賀茂氏と関係が深い土佐神社で、評衙があった若宮ノ東遺跡がここ。そして比江廃寺は、ここだ。
国分川沿いと、古浦戸湾岸に、重要な施設が並ぶ風景。その往来は、水運が中心だったでしょうか。想像が膨らむねー。
それにしても「秦地区コミュニティ計画推進市民会議」さん。2000年頃だったと記憶するけど、高知市が「コミュニティ条例」なるものを制定し、各地でコミュニティ計画推進会議が立ち上がったのでした。その事業の一環で、こういった説明版が整備された訳で、今となっては実に良い事業だったことがわかります。
当時僕が所属していた高知街地区のコミュニティ計画推進会議が取り組んだ事業が「高知街ラ・ラ・ラ音楽祭」。2002年に開催され、翌年からはコミュニティ計画推進会議から独り立ちした実行委員会となって、今に続くのでした。
そう思うと、あの条例と計画推進会議は、なかなかのものでした。またやったらいいねー。
