降水量と発電量と雷ソング〔2934〕2011/04/28
2011年4月28日(木)快晴!
昨日はよう降りました。一夜明けて快晴。洗い流された地球が光り輝く朝。ここは、昨日の三叉から30mばかり上流。ここで、豊かな流れの上井川は、このように分岐、左手のかなりガイな水流が三叉へ、右の2本は、この向こうで、轟音をたてて河岸段丘の下へ落ちていきます。標高差は8mくらいあるでしょうか。
たぶん、ここで小水力発電をやる構想ながやと思います。そんなことを書きよりましたら、今朝の高新に、安芸川の栃ノ木堰から流れる新溝という水路でも、小水力発電の検討が行われ始めた、という記事が載っちょりました。世の中は動き始めちょります。
高知県で、小水力発電と言えば梼原町。ここは、交通の便が悪いことも幸いし、地域の中で経済がまわりゆう、数少ない地方の町。ここに、優秀な町長さんが登場、かなり素晴らしい成果をあげておられます。太陽光や風力の発電も行い、小水力発電にも積極的に取り組んで、今や27% が自然エネルギーで賄われゆうそうです。もちろん目標は100%超え。元々、発電事業は、地域地域で行われよったもの。巨大発電所による電力供給体制になったがは割合最近のことではないでしょうか。
ドイツとかでは、小規模の発電所が地域地域にある、という話を聞いたことがあります。
ひまわり太郎は、笠置シヅ子さんの歌が大好きです。買い物ブギは、ソラで歌えます。名作「ラッパと娘」に始まり、大ヒットした「東京ブギウギ」はご承知の通りで、その他、「ジャングルブギー」はまだしも「黒田ブギー」「たよりにしてまっせ」「ヘイヘイブギー」「ホームランブギ」「七福神ブギ」「こんがらがった・コンガ」などなど、戦後復興していく日本に活力を与えまくった歌の数々は、ぶっ飛んだ発想が飛び抜けちょります。その中に「雷ソング」という歌があります。
ピカピカゴロゴロ ピカピカゴロゴロ 雷さまは雲の上
この頃 人間世界にゃ雨降らぬ 電気が不足で困ります
パァっと点いたらまた消える ご飯もゆっくり食べらない
ろうそくどんどん高くなる 人工雨なぞバカバカしい これでは寝るより仕方がない
ピカピカゴロゴロ ピカピカゴロゴロ
パアっとひと雨~~~~
わけは~な~い! ピカピカドン!
これが一番の歌詞。昭和20年代の様相を彷彿とさせる歌。これでわかりますように、降水量と発電量が連動しちょりました。そんな時代に戻るとは言いませんが、エネルギーの地産地消時代は、やってくるかも知れません。