2011年4月の、はりまや橋交差点〔2921〕2011/04/15
2011年4月15日(金)曇り
昨日は、大阪から、夜の汽車でモンて来ました。朝、東京から大阪へ新幹線で移動した訳ですが、その雰囲気の違いに驚きました。東京は、昨日も書きましたが、照明は薄暗く、動いてないエスカレーターも多い状態。電車のダイヤも乱れ、平常時ではない雰囲気がまだまだ続いております。大阪へ着いてみますと、大阪駅には巨大な駅ビルができており、新しく明るいモールが活気に溢れております。
原発の関係もあり、東日本から西日本へ避難してくる方々も多いようですね。大阪のお客さんが、今回のことで、東京一極集中は危ない、ということがわかってきたのではないか、と、おっしゃっておったのが印象的でした。
日本は、元々、地域地域に文化をもち、経済も分散した国でした。戦後、新幹線や高速道路などの交通網が発達するに従い、大都市への人口や機能集中が進み、特に東京への集中ぶりは、すごいものがありました。これは、否定できない事実やと思います。
しかし、国の平和、安全、幸福を考えた場合、それで良かったのか、考えてしまいます。
ここは今朝のはりまや橋交差点東。土佐橋の袂から、交差点方面を撮影してみました。左手の黒いビル、完成間近な遊興施設のビル。県外の業者さんですね。あそこには、かつて、土電会館という映画館つきのデパートがあり、とでん西武となり、高知西武となって、高知市北部に巨大ショッピングセンターができるのに合わせてお店を閉めました。しばらくはバスターミナルとして利用されましたが、2005年11月に、その役割も終えました。2005年11月8日、9日、 10日のにっこりでは、その時の写真をご紹介しちょります。それから、2007年8月19日のような更地の期間が長くつづき、このたび、新しいビルが完成する、という訳です。
今、地域経済が地域経済として成り立っていくためには、県外の大きな資本の力が不可欠になってしまいました。それも時代の流れでしょうか。高知が高知らしくあるために、高知の我々の責任も重いですね。