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田んぼの中の五輪塔〔2884〕2011/03/09

田んぼの中の五輪塔

2011年3月9日(火)晴れ!

今朝も冷えました。会社に着いてみたら、車のガラスもカチバリつき、手足の先が痛うなっちょりましたです。

ここは、通勤途上の農道脇。香長中学校からちょっと東へ行った界隈。この辺りも古い土地で、祠などがあちこちに見られます。この写真は、農道脇の田んぼの風景。昨年5月14日のにっこりでもご紹介しちゅうように、この石塔は、田植えしようが稲が育とうが、稲刈り直前の黄金色になろうが、ここに立っちょります。そしてよく見ると、五輪塔になっちゅうではありませんか。

五輪塔は、インドの五大思想からきちゅうとされ、弘法大師が日本に密教を広めたがと深く関わっちょります。今でも、供養塔とかは、キレイな五輪塔になっちょりますよね。下から、地輪、水輪、火輪、風輪、空輪、となっちょって、世界は、この五つの元素で成り立っちゅうという訳です。よく見る五輪塔では、下の地輪が四角、水輪が丸、火輪が三角、風輪が半球、空輪が擬宝珠みたいに頭が尖った丸、とハッキリ構成されちょります。が、この石塔をご覧下さい。その形式が、ちゃんと踏襲され、五輪塔であることがよくわかります。

さて。

田んぼの中の五輪塔。田んぼには、よく、小さな祠とかをお祀りし、豊作を願う風習が今でもあります。田植えの頃には、オサバイ様を祀る儀式を欠かさない農家も多いようです。が、この五輪塔は、そういった性格ながでしょうか。

五輪塔は、基本的に供養塔みたいです。そうそう、こないだご紹介した、バーガ森北斜面遺跡の、弥生中期高地性集落の下に、中世のお墓が出てきたそうですが、たぶんお屋敷の西方、つまり浄土の方角につくられたお墓で、五輪塔の一部が残っちょったということ。五輪塔は、5つのパーツの形が決まっちゅうので、その墓所の下の別の場所に転がっちょった石が、そのお墓の五輪塔の一部であることまでわかったそうです。

そのように、五輪塔は供養塔である、とすれば、この、田んぼの中の五輪塔、田植えされようが稲刈りされようが、必ずここに設置されちゅう五輪塔は、深い意味、何かを供養する意味が込められちゅうがでしょうか。


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