ことしの雪はシワいです〔2879〕2011/03/04
2011年3月4日(金)雪が降っちゅう
この時期になって、また、高速道路が雪で通行止めになるとは思いませんでした。この冬何回目でしょうか。これは、我々のような生鮮物を長距離輸送しゆう業者にとってはなかなか大変なことながです。北国へ行きますと、スタッドレス規制とかが当たり前で、スタッドレスタイヤを履いちゅう車は通れるようにしちょりますよね。高知では、雪が降ったら通行止め。これではなんともなりません。
来冬も、これっぱあ降るがが予想されますきに、それまでに、中国地方並のスタッドレス対応をしてもらいたいもんです。
写真は、今朝の、会社に置いちょった車のボディ。霜がカチバリツイちゅうがと思うてよく見ると、どうやら雪が降っちょります。昨夜のうちに、ちょっとだけ雪が降った痕跡があるので「雪が降っちゅう」。今、雪が降りよったら「雪が降りゆう」で、標準語はその区別がなく、どちらも「雪が降っている」。土佐弁は便利です。てな話は、今年1月16日のにっこりでさんざんしちょりますので、ご覧になってみてください。勉強になります。
さて、昨日、鴻ノ森と烏帽子山を結ぶ線の角度、16度についてご紹介しました。その話をして下さいました埋文の方は、鴻ノ森と野市の三宝山を結ぶ線についても、土佐の町並みに重要な役割を果たしちゅうかも知れん、ということを言いよりました。詳細はよう聞かんかったですが。
確かに、どちらの山も、結構目立つランドマーク。地図で、両方の山の間に直線を引いてみますれば、ここ、ひまわり乳業のもうちょっと北、都築紡績さんのもうちょっと北を通ります。角度は、東西をまっすぐ引いた線より、ちょっとだけ東が南に傾いちょります。ちょっとだけ。
う~ん、この角度の直線に合わせられた条里が、どっかにあるがですろうか。よく見てみますと、高知の城下、つまり、高知市内の本町とか追手筋とか帯屋町とかの角度が、そんな感じにも見えます。どうなんでしょうか。偶然、こじつけみたいな気もしますが、ホントのことはよくわかりません。
しかしあれですね、研究者の方というのは、色んなことを想像し、検証していくがですね。こうなったら、知識や理論の組み立ても大事ですが、妄想力も大切ながやないでしょうか。そうなったら、ひまわり太郎も負けちょられません。
昨日の、都佐国造屋敷と古代土佐条里制について、もっと妄想してみます。