介良富士北麓の道路は拡張されよります〔2794〕2010/12/09
2010年12月9日(木)晴れちょります
昨夜は友人知人や図書館関係者の方々と、図書館談義でこじゃんと盛り上がっちょりました。今、高知では図書館の話題が旬。土佐あかうしのもつ鍋をつつきながら、熱い熱い図書館談義に花が咲いておりました。
ここは介良。潮見台団地から下りて来た信号からちょっと西へ行ったところ。もうちょっと西の北側に介良中野団地が広がります。
この左手が小富士山。東麓には朝峯神社が鎮座まします通称介良富士。その北麓に、介良の町から南国市の大そね方面に延びる道路があります。川と山に挟まれた狭い道路。
今、その道路の拡張工事がちょっとづつ進みよります。今年10月29日のにっこりをご覧下さい。あの写真のフェンスの上にカメラを置いて、今撮影したががこの写真。あの時はしゅっとそこに大きな石垣があり、ブルーシートがかぶせられちょりましたですけんど、もうだいぶ掘り進んだ感じになっちょります。
この小富士山は、大昔からの信仰の山。太古の昔は、このちょっと北側、高天原山との間を物部川の本流が西進し、古浦戸湾に流れ込んじょったにかありません。
この信仰の山を、こうやて切り崩していくがは何となく複雑な気分になります。何か出てきそうですよね。古墳かなにかが。この西側の北麓には住宅が並び、墓所があり、忠霊塔があり、なかなか障害となるものがどっしこ。ですきに、この工事がどうやって進んでいくがか、興味があるがでございます。
この小富士山から、南側の鉢伏山にかけて、以前にも何度かご紹介しちゅう通り、たくさんの戦争遺跡があります。本土防衛の最前線、第11師団の司令部が置かれたがもこの山。てっぺんに登ると、塹壕の跡が今でもたくさんありますし、東の向山には地下トンネルもそのまま残っちょります。と、いうことは、今、潮見台の団地になっちゅうエリアにも、たくさんの戦争遺跡があったことが当然想像できますね。キチンと調査したでしょうかね。
どんどんと、有無を言わさず、風景は移り変わっていくのでありました。