近所のお地蔵さんや祠を調べてみよう〔2761〕2010/11/06
2010年11月6日(土)快晴!
高知へモンちょります。昨日の朝の飛行機でモンて来ました。
で、今朝、昨日の高知新聞を読んだ訳ですが、それに、東高校の生徒さんが「全国高校生歴史フォーラム2010」というがで優秀賞に輝いた、という記事が載っちょりました。すばらしいですね。その研究内容も、地元の神社や祠とかを丹念に調べ、聞き取り調査を行い、地名やお祀りの内容などの民俗を、自分たちの考察を交えて纏めたといもの。素晴らしい。指導教員さん、すごいですな。感服しました。
地域の祠とかお地蔵さんとか神社とか、そういったものに興味を持つということは、こじゃんと大切やと思います。グローバル社会がどうした、という以前に、地元のことを知り、地元を愛することの方がずっと大事や、ということを言い続けゆうひまわり太郎としては、高校生のこんな取り組みには思わず拍手を送りとうなりますな。
てな訳で、今朝は会社の東隣の町、香南市にある、地域の皆さんの気持ちが伝わってくるようなお地蔵さんをご紹介しましょう。ここは、旧赤岡町役場のところから香宗川北岸を西進した道路脇。ここに、キレイな顔立ちのお化粧をしたお地蔵さんと、子供のお地蔵さんが並んで鎮座しちょります。ご覧の通り、地元では「化粧地蔵」と呼ばれ、お供えや花が絶えることなく大切にされよります。
なんでも、行き倒れになったお遍路さんや、この前の香宗川で犠牲になった子供たちを慰めようと、地元の皆さんがお祀りしたお地蔵さんやそうです。行き倒れになったお遍路さんに、せめてお化粧をさせてあげよう、という心遣いが見えてきます。
実は、ちょっと気にして見回してみると、お地蔵さんや祠や神社はどっしこあります。それぞれに謂われがあり、それぞれに籠められちゅうがです。そんな気持ちや民俗を大切にしていく心を、高校生に受け継いでいこうという考え方が素晴らしいと思いました。