鏡川、葦原、五台山、純信お馬、観光〔2682〕2010/08/19
2010年8月19日(木)快晴!
今朝も快晴。良いお天気がつづいて嬉しゅうございます。
ここは夜明け前の鏡川。潮江大橋北詰のちょっと東から、東の方向を撮影してみました。向こうに雑喉場橋、九反田橋、鏡川大橋が重なって見え、その向こうに五台山が。
五台山と言えば竹林寺で、竹林寺と言えば南坊の僧侶、純信さんで、はりまや橋の物語。こないだうち、近所のホテル日航高知旭ロイヤルさんが企画した、宿泊されちゅう方の希望者をご案内して九反田界隈の史跡を巡る、というがを2週つづけてお手伝いに行っちょりました。それで気付いたがですが、皆さん、純信お馬の物語をほとんどご存じない。
と、いうことは、はりまや橋が観光地になっちゅう理由も、ほとんどご存じない。つまり、高知へやって来てはりまや橋を敢行されゆう皆さんは、純信お馬の物語を知らんづくとに記念写真を撮ったりしゆう訳ですな。これはいかがなものか。
で、ご案内したお客さんに、通常の純信お馬の物語に加えて、ものすごく興味深い、愛憎からみあうエピソードを縷々ご紹介しますと、こじゃんと喜んで下さいます。かんざしを本当に買うたがは弟子の慶全くんやった話とか、慶全くんが純信さんを恨んで言いふらした話しとか、国外追放になった純信さんがビッシリこっそり帰ってきてお馬さんに会おうとしたストーカーチックな話とか。あと、このにっこりにも書きました、岡田以蔵くんとお馬さんが同年代で、山田橋番所に晒されたお馬さんを、武市道場へ通う途中で見たであろう話しとか。
観光をすすめていくのなら、この辺の、面白いエピソードを見たり聞いたりしてもらう仕掛けもこじゃんと大事やと思いました。そんな気の利いたがが全然ありませんな、確かに。
さて、この河原、最近このように葦が生え始めました。ここを走ったりし始めて10年以上経ちますが、こんなに生えたがは初めて。夏場、ちょっと、短い草が生えて、秋には枯れて何もない河原に戻りよりました。これっぱあ生えたら、冬も生き残る葦原になる前兆かも知れんですね。気候がこじゃんと暑うなってきたせいでしょうか。今後が気になるところです。