天神大橋の満月と鷹匠町〔268〕2004/01/09
2004年1月9日(金)快晴
今朝は高知にモンちょります。快晴。清々しく透明に澄み切った空気が身体を引き締めてくれます。気持ちいいですね。
写真は、今朝の天神大橋です。上空に見事な満月が輝いております。天神大橋の赤い欄干に映えてとても美しい情景でした。
満月と鉄塔の間に飛んでいる鳥は「鵜」ですね。スピードのある直線的な飛び方をするので、すぐ判ります。この鏡川にはたくさん生息しちょります。
満月の下辺りの街は「鷹匠町」。藩政期、ここに藩主の御鷹部屋がおかれて、狩りで使用する鷹が飼育されちょりました。鷹匠も一緒に住んでおったことからついた町名が「鷹匠町」。
幕末頃には藩主の散田下屋敷(さんでんしもやしき)が建てられて、たくさんの上級節が居住しました。西郷隆盛と山内容堂が会談したのもこの散田下屋敷ですね。
その西側には、土佐藩主山内家ゆかりの「山内神社」が鎮座しちょります。近年山内容堂公の銅像が完成しましたね。この神社、実は明治になってから祀られたものなんです。これはあまり知られてませんよね。