パンツとフンドシ〔2659〕2010/07/27
2010年7月27日(火)晴れ!
ちくと薄雲がかかる夏の朝。寝苦しゅうなかったですか?
ここは今朝の野市、大谷神社境内。この神社では、旧暦の6月14日~15日、夏祭りが行われます。ですきに今年はこないだの7月25日~26日。その中の「古式祭」で、パンツ一丁五人の裸男が五膳を本殿に供えるという珍しい儀式がおこなわれると、案内板にありますきに、たぶん、一昨日の夜、ここに五人のパンツ一丁男が出没しちゅうはずです。実はその日の夕方来てみたがですが、氏子さんたちがたくさん集まって、左手奥で夏祭りをやりよりました。土俵のブルーシートはのけられちょったので、相撲大会もやったがでしょう。神社のお祭りは地域の紐帯です。相撲はフンドシでしたでしょうか、パンツでしょうか。
それで想い出しましたが、ひまわり太郎が小学生の頃、同級生のH田くんは、いつもパンツではなくてフンドシを締めちょりました。家の方針やったと思います。当時としてもフンドシを締めてくる子は彼だけで、当然周囲からからかわれたりしよった訳ですが、彼(M坊と呼ばれよりました)は超然として意に介しません。フンドシを締めるということに、なにやらすごい自信というか誇りというか矜持を持っちょりましたよね、小学生のくせに。
M坊の家に遊びに行き、タンスにフンドシがどっしこ入れられちょったがを見てビックリしたことがありました。当時は柄パンとかトランクスとかはメッソ普及しちょりませいで、小学生は白のブリーフ型が基本。ですきに、今考えたら、M坊の方が見た目も格好良かったですね、明らかに。
M坊は、今、家業を継いで高知市内で商売をしよります。今でもしょっちゅう会うたりしますが、大人になって彼は何をはきゆうがか、知りません。今でもフンドシやったらなかなかすごいですが、M坊はR&Bとかのミュージシャンでもあり、ギターを弾きながら歌う姿からはフンドシがなかなかイメージできません。一度訊いてみたいと思います。
て、ここまで書いたらわかるヒトにはわかってしまいますな、M坊が誰か。M坊、ごめんなさい。