朝靄の物部川から四国山脈を眺める〔2630〕2010/06/28
2010年6月28日(月)曇っちょります
昨日はあれからワードビューひだという特急に乗って名古屋へ、そして小さい空港バスで小牧の県営名古屋空港へ移動しまして、JALのコンマイジェット機に乗って帰ってきました。あのCRJなんとかという小型ジェット、こじゃんと乗り心地が良いので好きです。特急も、地元の方に、単線で山中をゴトゴト走るので、1回乗ったら嫌になりますよ、と、脅かされちょりましたが、南風に馴れちゅう高知県人にとっては、なんちゃぢゃなかったです。
さて、写真は今朝の物部川。会社の東側の土手から北の方角を撮影しました。昨日までこじゃんと降っちゅうみたいで、増水した物部川に朝靄が沸き立ち、幻想的な風景になっちょります。帰ってきて新聞を見ましたら、ひまわり太郎が飛騨高山へ向かいよった一昨日の午後には、大雨で鏡川の山内神社前が冠水しちょったみたいです。あの川沿い駐車場の車が浸かっちょりましたね。あそこは何年かに一回は文字通りモータープールになってしまうので気を付けんといかんがです。
さて、今朝の日の出の時間、川面には靄が、空には雲がたちこめちゅうがですけんど、北北東方面は一部雲が切れ、朝日の輝きとともに遠くまで見晴るかすことができました。何という美しさ。
あの、とっと向こうの輝く峰はどの山でしょうか。地図で見てみると茂ノ森か鉢ヶ森か、はたまたその向こうの霊峰、梶ヶ森か。こっから梶ヶ森が見えるかどうか、確認したことがないのでわかりません。いっぺん登って、太平洋方面を眺めて見んといかんですな。
梶ヶ森は加持ヶ森。加持祈祷の加持ヶ森。あの界隈で一際高く見事に聳える梶ヶ森は、大昔から修験道の山として、そして信仰の山として、四国山中に住む皆さんから尊崇されてきました。麓の大豊町に定福寺という名刹があります。行基上人が開いたとされる古刹。梶ヶ森はその奥の院で、弘法大師も、19歳の頃にやって来てその奥の院梶ヶ森で修行したと伝えられちょります。
こっから見えたら楽しいですね。どうながでしょうか。