松江はお手本です〔2566〕2010/04/25
2010年4月25日(日)松江は素晴らしいお天気
てな訳で今日は松江。感動しました。
松江で創業250年の和菓子屋さんを営む、大学時代の先輩が居ります。昨夜は、その先輩と食事。写真前方、四角い建物は、旧日本銀行松江支店の、大理石造りの素敵な洋館。今、その建物内がギャラリーとかになっちょって1階フロア部分は何と居酒屋。そこで飲みよったのでありました。
で、今日はゆっくり高知へモンたらよかったので、ちくと市内をたつくってみました。素晴らしい。なんでも、「期待せんづくとに行ってみて、意外と良かった観光地ランキング」第一位が松江らしいです。まっことそうでした。
空襲に遭うてない、とうこともあって、古い町並みが残り、お堀とかを利用した町づくりが見事に成功しちょります。先輩のお話では、都会のプランナーの設計による商店街とかの失敗例もあるようですけんど、概ねかなり成功しちゅうと言えます。落ち着いた、水の多い町並みは散策しよって楽しいですし、非日常を体験できます。
宍道湖の景色も感動的で、特に夕日の沈む宍道湖、絵の様でした。
この舟、松江城の周りの堀川を廻る遊覧船で、前の市長さんが始めたものらしいです。素晴らしいセンス。一周50分程度で、船頭さんが絶え間なく観光案内をしてくれます。これ、高知でぜひともやりたいですな、はりまや橋の下を川に戻して。そのまんまモデルにできるくらい、よく考えられた遊覧船。13人乗りで、何んと43艘がひっきりなしに往来しよります。10年程前に3艘、10名の船頭さんで始まった遊覧船は、大人気で、今や43艘、90名の船頭さんで運営されゆうそうです。ご高齢の船頭さんが多く、高齢者雇用対策にもなっちゅうそうですね。
この屋根、可動式で、橋脚が低い橋の下をくぐる際には低くなり、乗客やかがんだり寝そべったり。なるほど。これやったら高知の、あのかるぽーと前とかの低くつくられてしもうた広場の下も通過可能やないでしょうか。
とにかく、観光についてはこじゃんと工夫が凝らされちゅう町、松江。高知の観光関係者の皆さんには、ぜひ、1泊2日で観てきてもらいたい町。お手本というてもカマンと思います。ホンモノを工夫してブラッシュアップして見せるということに、かなりこだわっちょります。