久し振りの伊尾木洞は、やっぱし伊尾木洞でした〔2548〕2010/04/07
2010年4月7日(水)曇り後晴れ
今朝は安芸から田野、奈半利方面へ行っちょりました。で、ここは安芸市伊尾木の伊尾木洞。こないだ、通りがかりに久々に入ってみろうと思うたら、雨で増水しちょって、革靴では無理でした。今朝は洞窟内も歩ける程度の水量。かなりワクワクしもって久し振りに洞窟を抜けてみました。以前、2度ほどご紹介したことのある伊尾木洞は、今も変わらぬ姿でひまわり太郎を迎えてくれたのでありました。
最近、龍馬伝効果で、安芸にもこじゃんと観光客さんが来よります。
が、大河ドラマこのことだけ紹介した館とかへ来る方がたくさん居っても、ここ、伊尾木洞まで足を延ばす方は少ないがやないでしょうか。この洞窟の凄さを、ひとっちゃあ紹介しちゃあせんき、しょうがないですよね。
国道の、新しゅうできた交番の横、水路の脇に、女性の裸像とか前衛的な彫刻とかが並んじょります。ちょっと不思議。で、そっから山へ向かうと、しゅっと、ぽっかりと空いた洞窟が現れます。数十メートルのトンネルを抜けると、ここ、伊尾木異次元空間に突然到着。写真は、洞窟出口方面を、その不思議な空間から撮影したもの。トンネルはあそこへ出てきます。左端に女性裸像の不思議なオブジェ。知らんずくとに初めて来た方は、3体ある裸像にちょっとかなりこじゃんとビックリするがやないでしょうか。この裸像は謎ですが、古びて、すっかり景色に融け込んじょります。
石灰岩が長い年月で浸食されてできた空間は、不思議な壁面とシダの群生に囲まれた、現世と隔絶された雰囲気に満ちあふれちょります。夏の暑い日、ここで一日過ごしてみたい誘惑にかられませんか?
ここは、安芸市ではひまわり太郎一押しスポット。せっかく岩崎弥太郎生家を見に来たら、ついでにここへ寄ってみてください。増水時は長靴が要りますきに、気を付けてくださいね。
以前、車を停めよった場所に交番が建ってしもうたので、とっとヘチに車を置いて来んといかんががづつないですけんど。