香川の風景〔2529〕2010/03/19
2010年3月19日(金)晴れ!
昨夜、最終の飛行機で高知へモンて来ました。で、今日はお昼前に車で香川へ。今はもう夜。高知へイヌる途中でこのにっこりを書きよります。もう、国道32号線沿いに植えられちゅう桜はかなり咲いちょります。今週末は早くも見頃を迎えそうですきに、ホントに、花見は急がんといかんですよ、高知の皆さん。
香川県の高松から坂出に向かいよりますと、ずうっとこんな景色が見られます。香川独特の、ちょっと不思議な風景。この界隈、こないだも讃岐富士の話題でお話しましたが、台形になった山と、富士山みたいな形の山が折り重なるようになっちょります。
これ、こないだも書きましたが、白亜紀にできた花崗岩の上に火山活動でできた礫岩とがが積もり、その上に流れ出した溶岩が固まって安山岩とか硬い硬いサヌカイトの層ができたという、この界隈独特の地層に由来します。上部が硬いもんですきに、風とかで長い長い年月に浸食されていくうちに、上の部分が不自然に残されて、あんな風景になった訳です。あの山々が元々の地層で、この平野部は浸食されきった部分ということ。台形のがをメサ、富士山みたいながをビュートと専門用語で呼ぶそうですきに覚えちょきましょう。
そんなことを知ってからあの山々を眺めると、悠久の大自然の営みが空想できて楽しいですよね。
そして手前にはセルフのうどん屋さん。香川には、ホントにうどん屋さんが多いです。安くておいしいセルフのうどん屋さん。究極のファストフード、さぬきうどんは、無敵です。どのお見せに入っても、そこそこ美味しいうえに絶対安いがが香川のセルフうどん。「セルフ 120円」という看板を見たら、ガソリンスタンドながかうどん屋さんながか区別がつかんがも香川の特徴。
あの独特の山々とセルフのうどん屋さん。なんという香川らしい風景でしょうか。