上岡八幡宮、大正13年の改築〔2473〕2010/01/22
2010年1月22日(金)晴れ!
このところぬくい日が続きました。今朝からまた冷ようなる、という予報やったがですが、まだメッソなことございません。過ごしやすく心地良い朝になりました。ここはいつもの上岡八幡宮。今朝はいつもよりちょっと遅い時間帯、夜が明けて明るうなった時間に行ってみました。
上岡は神の丘。神々しい雰囲気が溢れる小山を背後に、この社殿が建っちょります。境内の碑文によれば、この社殿が改築されたがが大正13年。ここは海軍の飛行場(現高知空港)に近いので、この界隈もグラマンの爆撃に遭うたりしちょりますが、幸い焼けんかったがでしょうか。
碑文によれば、その改築にかかった費用は2500円。累々するに、今の貨幣価値の一万倍くらいでしょうかね。そのお金は、この上岡八幡宮の氏子の皆さんとかの寄進でまかなわれました。そんな訳で、この拝殿の前を取り囲むように、その中の大口寄進者の名前を刻んだ玉垣がめぐらされちょりますね。
その寄進額によって、玉垣の大きさも違うてきます。10円の場合は写真右端の大きさ。50円以上は、左手の大きさ。「金五拾円也 高岡郡宇佐町 能勢縫之助」とあります。50円以上は、近在の大庄屋さんとか顔役、2007年8月24日のにっこりでご紹介した陸軍少将川田明治さんとかエライテさんばっかし。
この能勢縫之助さん、実はひまわり太郎の高校の友人のご先祖さまということが先日突如判明しました。元々日章らしいですきに、ここが氏神様。宇佐で「玉杯酒造」をやりよったという名士の方ですな。
貨幣価値10000倍説を採用すれば、ポンっと50万円寄付しちゃある訳です。さすがですね。