鏡川、唐人町の鴨〔2440〕2009/12/20
2009年12月20日(日)快晴!
今日も良く晴れちょります。冷やいですけんど。
今日は久々に鏡川の景色をお届けしましょう。本社移転までは、鏡川の話題がこぢゃんち多かったにっこりも、最近は南国介良大津高須ネタが増えました。鏡川の季節のウツロイをご紹介することには、人後に落ちんと自負しちょったひまわり太郎ですけんど、イカンですな、こんなことぢゃあ。
てな訳で、ここは潮江橋と天神大橋の間の北岸。寒い季節がやってくると、この界隈は鴨の楽園になります。鏡川の鴨につきましては、2003年ににっこりひまわりを始めて以来、何度ご紹介してきたかわかりません。冬の鏡川は、鴨の姿抜きには語れないのであります。
鴨の寿命は、野生の状態で5年~10年やそうですきに、2003年ににっこりを始めた頃にご紹介した鴨も、もう、ほとんど入れ替わったカモ知れません。
鴨は、一通り食事が済むと、このように岸辺に並んでひなたぼっこをします。が、結構臆病で、近くを通りかかると、川に入って離れていきます。通り過ぎたら、また岸辺にモンて来ます。この鏡川畔は散歩する方も多いので、そんな行動を飽きもせずに延々と繰り返す様が面白うございますな。
この北岸界隈は唐人町で、長宗我部元親さんが朝鮮出兵の際に連れてきた朝鮮の人々の子孫が、豆腐商いの特権を与えられて住んだ町。戦争の頃まで、ここには豆腐屋さんがどっさり並び、豆腐の香り漂う町やったとのことですが、当時もたぶん鴨はやって来よったことでしょう。コンクリ護岸ではない岸辺で、豆腐の糟目当ての動物もやって来よったでしょうき、かなり多種多様な生き物がひしめき合いよった鏡川畔やったかも知れません。