潮江天満宮、神池、竜神様、磐座〔2399〕2009/11/09
2009年11月9日(月)晴れ!
しかしあれですね、このところ、高知県地方も新型インフルエンザが急速に蔓延してきました。気を付けんといかんです。学級閉鎖や休校も増えちょりまして、学校給食も変更が多くなってきました。
さて、ここは久々の潮江天満宮。こちらもホントに久し振り。もう、すっかり秋の装いになっちょりました。紅葉はまだまだこれからですが。
潮江天満宮は、参道から左折してまっすぐ行くと見事な楼門をくぐります。この楼門の彫刻は、それはそれは見事ですきに、じっくりと見上げてみて下さい。すごいです。で、右手に道真公、左手に高視公を拝みながら進むと、左手に、この神池がございます。柵で囲まれた小さな池ですけんど、竜神様の棲む、神聖な神池。
この時間、まだ真っ暗な時間帯ながですが、カメラをいじくって撮影してみたら、こんなに明るく撮れました。中央に祠が写っちょります。その手前が池ながですけんど、わかりますでしょうか。
神社の場合、最初に、その土地の神様や自然の神様をお祀りしちゅうモノがあって、そこへ後から有力な神様が入ってきて大きな神社になり、元からあった神様が摂社になる、というパターンがあるようです。潮江天満宮の場合、どうやら最初に竜神様があって、そこへ、菅原道真公を祀るようになって天満宮となったようです。ですきに、最初からあった竜神様は、現在の摂社である、この竜神様ながかも知れません。いや、想像ですきに違うかも知れません。
あと、この潮江天満宮の本殿の裏には小山があり、ビッシリご紹介しゆう大山祗神社と磐座(いわくら)があります。大山祗神社は、だいぶ後になって手箱山から勧請されてきたものらしいですが、あの大きな岩が並ぶ磐座はどうなんでしょう。誰かが運んで来た巨岩としたら、かなりの実力者ですな。それっぱあ大きい岩。
道真公をお祀りするよりも、かなり古そうな気配はします。あの磐座も、今は控えめに鎮座しちょりますが、竜神様と並ぶ信仰の対象やったがかも知れません。
どちらにしましても、この境内全域に神々しい雰囲気が漂いゆうがは間違いなさそうです。