錦兵団司令部と、つがに汁〔2383〕2009/10/24
2009年10月24日(土)曇っちょります
今日は曇っちょります。ここは高須。南国バイパスから、介良の旧道へ入ってしゅっとのク。ここに、昔から、「嗚呼 錦兵団司令部之跡の碑」が、こっから1500mの場所にある、という標柱がありました。昔からです。が、その錦兵団とは何ながか、その記念碑はどんな意味があるがか、全然知らずに過ごしてきました。この標柱に気付いちゅう皆さんも、殆ど、ご存じないと思います。
こないだうちから書きゆうように、あの向こうに見える鉢伏山に、太平洋戦争末期の土佐湾防衛の司令部があって、それが日本陸軍第11師団、通称錦兵団やった訳です。
こうやって、関係者の方による標柱は残されても、司令部跡の周辺はほとんどヒトも訪れない鬱蒼とした山中に埋もれちょります。
ここでそんな大きな作戦が繰り広げられようとしよったことは、もっと次の世代に伝えられていかんといかんと思いました。
思いながら撮影してみたら、気になる看板が写っちょりました。つがに汁 1りっとる千円やそうです。何故、リットルがひらがなのりっとるなのか。そして千円は高いのか安いのか。色々と考えてしまいます。
つがには、高知県人の大好きなカニ。モクズガニというカニやそうですが高知のヒトはツガニと呼びます。活きたツガニをミキサーとかで磨りつぶして、お汁にして食べるがが定番。汁にソーメンを入れて一緒に茹で、ツガニソーメンにしたりもします。鏡川でも、旧鏡村の温泉施設RIOとかで、地元の婦人部のおばちゃんたちの手作りで食べれます。
その、ツガニを磨りつぶして汁にしたものを、1りっとる1000円で分けてもらえるがにかありません。