絶海池から介良の山と金星を眺める〔2382〕2009/10/23
2009年10月23日(金)晴れ!
今日は高知。昨日、信州伊那からモンて来ました。高知と信州、遠いですな、こりゃ。大阪から車の乗り合わせやったもんですきに、結構な時間、車に揺られました。
途中、岐阜県のサービスエリアで、30歳くらいの青年に、我々の仲間が声を掛けられました。なんでも、仕事の研修で八ヶ岳へ行く途中、このサービスエリアで忘れられ、積み残されてしもうたとのこと。携帯でやりとりして、随分先の、長野県のパーキングエリアで待ちゆうきに、自力でそこまで誰かに乗せてもろうて来い、てなことやったらしいです。
で、我々の車に、彼は同乗しました。かわいそうな青年でしたが、新しい出逢いがあって良かったですね。色んなことがあるもんです。
さて、ここは今朝の絶海池(たるみいけ)。五台山の北、文珠通りの橋の上から夜明け前の介良の山を撮影してみました。左端が通称介良富士と呼ばれる小富士山、右のでこぼこが鉢伏山。その右端が稲生の石灰山になります。あの山から東に連なる山に、向山戦争遺跡をはじめとする、太平洋戦争末期の米軍上陸に備えた施設がつくられました。そして、土佐湾を防衛する第11師団の司令部は、あの介良富士と鉢伏山の間のへこんだ部分のちょっと下にありました。
少しだけ色付き始めた東の空に、明けの明星、金星が美しゅうに輝きよります。頭南の空の真上には、オリオン座、冬の大三角形が輝きよります。もう10月も後半。星が特に美しい季節になってきました。
信州は、もう紅葉が見事でしたが、高知はまだまだ。日中は暑いくらいで、朝晩だけが秋が深いことを感じさせてくれます。
いや、あまりに美しい景色です。