堀川の桜、未来のために〔2384〕2009/10/25
2009年10月25日(日)曇り
今、テレビ高知で、昔やりよった番組「はらたいらのおらんく風土記」というがを再放送、現在と比較しよります。昭和50年代から平成の初めの頃にかけての高知の様々な姿をとらえちょりまして、今になって見てみるとこぢゃんと貴重な映像やお話満載。面白いですね。
こないだ、昭和57年に放送された、ここ農人町から若松町界隈を紹介した番組をやりよりました。はらたいらさんも、伊藤周子さんも若い若い。当時、まだこの堀川は高知パルプの影響が残っちょって汚いどぶ川。
農人町の昔の活気の話や、若松町の、昔の下の新地の活気の話を、地元の、今は亡き横山さんがご紹介してくれよります。
このアングルからの映像では、堀川沿いに、小さな小さな桜の樹が植わっちょります。それを紹介する横山さんのお話が印象的。「地域のヒトが、堀川界隈をキレイにしようと植えました。将来、大きゅうなって、桜の名所になったら嬉しいですね。」てな内容やったと思います。その言葉通り、今はここの桜、高知でも有数の桜の名所。昔の方の努力で、今の見事な景観がある訳で、ホントに頭が下がります。自分が居なくなるくらい将来のために、何かをする、尽くす、というヒトの心は、素晴らしいですよね。僕たちは、将来のために何ができるがでしょうか。
さて、写真正面に、浦戸湾の観光遊覧船が写っちょります。何回もご紹介したように、なかなか素晴らしい船。来年の龍馬伝で、観光客に感動を与えられるものすごいツールやと思います。今のままでは使い勝手が悪いですきに、なんとかうまい活用を考えてもらいたいです。