文殊通はなぜ文殊通か〔2332〕2009/09/03
2009年9月3日(木)早朝はしっかり降りよります
今朝は、久々にしっかりと雨が降りよりました。雨に濡れながらの自転車通勤はいつもながらに心地良かったです。
ここは文珠通電停の近く。高須ですな。朝の5時半、雨のお天気ですと、このようにまだ暗い訳ですね。左手に高須小学校が写っちょります。
この文珠通り、何故文珠通と呼ぶのか。
土電の停留所には、ナントカ通という名前がいくつかあります。田辺島通、領石通、小篭通、県立美術館通、八代通、介良通、大橋通など。全部、その地名の場所まで道が通っちゅうのでついた名称。
で、ちょっとだけわかりにくいのが、グランド通。ここは、昔は乗出(のりだし)と言いよりましたが、この道を南へ行って鏡川を渡ったクに市営グランドができたのでグランド通。結構わかりにくいのがここ文殊通。文殊とはどこなのか。
よく考えたらしゅっとわかります。この道をまっすぐ南下すると、五台山に突き当たります。そして、その突き当たり界隈から五台山へ登る遍路道があります。そう。五台山のてっぺんにございます名刹竹林寺、そのご本尊が、昨日の大日寺の大日如来さんと同じように、奈良時代に行基上人が刻んだとされる文殊菩薩さん。竹林寺と言えば文殊菩薩さん。ですきに、そこへ通じる道ということで、この通りが文殊通という訳です。
さて、かなりわかりにくいのが、篠原と東工業前の間にある住吉通。これは、ほとんどの皆さん、なんで住吉通ながかは知らんづくとにご利用しゆうと思います。こないだご紹介しましたね。住吉通を南へ行くと、現在が外周を残して掘りさらばえられゆう船岡山があります。その山には住吉大明神さんが鎮座。ですきに、住吉通ながですね。
早朝の文殊通で、雨に打たれながら五台山を眺めました。