向こうの山に向山戦争遺跡〔2325〕2009/08/27
2009年8月27日(木)降ったりやんだり
昨夜から久々の雨になった高知県地方。明け方前には、結構しったり降ったにかありません。夜が明けてからも、降ったりやんだりのはっきりせんお天気。
今朝も自転車で快適通勤ですきに、南国へ着く頃にはビッショリと雨に打たれて心地良かったです、こぢゃんと。
にっこりのディープな読者さんはご存じの通り、ひまわり太郎は、雨の中を走ったりたつくったりするがが大好き。合羽とかを着いたらいきません。夏ならTシャツ等の、生身の身体で雨を受け止めるがが好きながです。皆さんはいかがですか?
てな訳で、ここは南国市の船岡山。いや、最早、山と呼べるがかどうかわかりません。たしかにここ、住吉大明神は、石段を登ったクにあります。が、こないだうちからご紹介しゆうように、ここはその山の外周。内側はすっかり掘りさらばえられよります。
右手は最近建てられた新しい拝殿で、その北側に以前からあった本殿が、新しいコンクリートの台座の上に置かれちょります。どうしてか、その上は新しい構築物で覆われちょりますが。
この住吉さんの境内で、藩政期の夏祭りには盛大に奉納相撲が行われ、藩主も見に来よった、てな話はこないだ書きましたね。この南、向こうの山とこの船岡山の間の平野は住吉野と呼ばれ、こっからまっすぐ北へ行けば電車通りの住吉通りの停留所があります。
今、書きよって気付きました。向こうの山は、昨年、2008年12月7日のにっこりでご紹介した、向山戦争遺跡の残る山。太平洋戦争末期、米軍の上陸作戦に備えて、あの山に地下壕が縦横に掘られました。今度、高規格道路が建設されるがで、その大切な戦争遺産もおおかた取り壊される、という、そんな向山。
何で向山かと言えば、ひょっとしたら、この船岡山の向かいの山やきながでしょうか。「向こうの山」と書いて突然ひらめきました。この船岡山は、それはそれは大切な、神様の住む山やったでしょうきに、その向かいの山が向山ということは十分考えられます。全然違う妄想かも知れませんが。