稲生、石灰山のエメラルドグリーンの湖〔2326〕2009/08/28
2009年8月28日(金)ちょっと降ったり曇ったり照ったり
雲の多いお天気。早朝、小雨に打たれながらの通勤はいつもながらに心地良うございます。
ここは南国市稲生。稲生と言えば石灰で、こないだうちから、何度か石灰にまつわるお話を書いたりしてきました。その石灰山は、石灰各社の工場が道路沿いに並んじゅうので、普段、上の方へ行ってみる機会はないですよね。
で、Googleの航空写真で稲生の石灰山界隈を見てみると、緑色も鮮やかな大きな湖があるにかあらんではありませんか。
昨晩、石灰関係者の友人に訊いてみたら、作業が始まらん早朝やったら、あるところから登って行って見れるがやないろうか、ということやったので、早速今朝、行ってみました。
すごいでしょ?これ。かなり巨大な池。水はかなりキレイそうです。航空写真では、その向こうに、この池より数倍広いもっと巨大な池があります。そこが見える場所までは、よう入っていきませんでした。
で、その石灰関係者友人が、以前2004年に高知新聞が取材して記事にしちゅう、ということを教えてくれたので、それを読んでみました。この池、できたがは平成10年の、この場所の石灰採掘休止以降。水が出始めたがは、平成4年に、海抜0メートルより下まで採掘を始めた際らしいですね。
この石灰山の東には下田川が流れよります。ご存じ、エンコウの居る川、下田川。その川水が地下を通って湧き出てきゆうがにかありません。石灰のアルカリの影響でしょうか、湖面は美しいエメラルドグリーン。危険ということで、周辺は立ち入り禁止になっちょりますので、普通は滅多に見ることはない、石灰関係者以外誰も知らないエメラルドグリーンの湖。
今朝は小雨模様で、曇り空の下の景色でしたが、こんど、真っ青な空の下の湖も一度見てみたいもんです。ここならエンコウも泳ぎ放題。