稲生の河泊神社、土俵、エンコウ〔2317〕2009/08/19
2009年8月19日(水)晴れ!
今日も夏空。昼間はギラギラお日様が照りつけゆう高知です。
7月の高知新聞で、南国市稲生の河泊神社に、カッパのフィギアがお目見え、てな記事が書かれちょりました。あの、高知出身の社長さんが経営する「海洋堂」さんの関連会社が制作したものやそうです。こりゃあ行ってみんといけません、河泊神社。
で、今朝の早朝自転車通勤は、稲生経由コースにしてみました。7月17日のにっこりでご紹介した碑の近くの稲生橋を南へ渡り、狭い小径を南下して少し山を上がった所に、河泊神社は鎮座しちょりました。
これ、かはく神社と読むそうですね。カッパ神社と思うちょりました。いや、河泊はカッパからきた名称でしょう。
が、高知ではカッパと言われてもピンときませんな。やっぱしエンコウかシバテン。高知市界隈ではエンコウが一般的やないでしょうか。
で、この河泊神社も、稲生を流れる下田川のえエンコウをお祀りしちょりまして、水の安全を願う皆さんの気持ちがこもっちょります。今の下田川はメッソ泳ごうとは思いませんが、昔はここで子ども達も泳ぎたくりよったことでしょう。
この、左手の鳥居の奥が川泊神社。このような風情で、フィギアは見えませんでした。手前のブルーシートがかかっちゅうクはもちろん土俵。ここで、夏祭りの際には稲生小学校の子ども達による奉納相撲がおこなわれるそうですな。今年は、8月の始めに済んじょります。
夏祭りと奉納相撲、これはセットになっちょります。昔は大人もやりよったがでしょうね。今でも、大人が集落対抗で相撲をやったりしたら盛り上がりますな、絶対。神様も大喜びやと思います。色んな民俗やら文化やらが廃れていきますけんど、今からでも復活させたら面白そうなことはなんぼぢゃあちありますよね。
右手の鳥居の奥には熊野神社の古いお社が鎮座しちょりました。そして、周辺の林の中には、祠が点在しちゅう山。神様であふれちゅう山。幽玄で神聖な雰囲気がただよう山で、朝の心地良い空気をそっしこ吸いこんできました。