朝峯神社、本殿前の神様〔2308〕2009/08/10
2009年8月10日(月)雨のち晴れ
高知は今日明日がよさこい本番。朝の内はまだ雨がしっかりと降りよりましたが、午後になって晴れ間が見え始めました。やっぱしよさこいは晴れが似合います。強烈な夏の日差しのもと、老若男女が音の洪水の中で乱舞するががよさこい。今年もよさこいがやって来ました。
子供の頃は、大橋通りやら青果の堀田やらのチームで踊り、高知へ帰ってきた若い頃からはバンドマンとして関わってきたひまわり太郎。こぢゃんと熱い、よさこいはこうあるべし、みたいな想いはあるがですが、近年はなかなかどっぷりとようつららんづくとにきちょります。
ですきに、よさこいをやりゆう周辺を通るがが、ちょっとせつなかったりしますね。
ここは、今朝の介良。心地良い雨が降る中、いつものように自転車で疾走してきました。介良三山のひとつ、小富士山の麓に、ご覧の由緒ありまくりの神社が鎮座しちょります。ご存じ朝峯神社。延喜式内社で、富士山の浅間神社から勧請されてきた、というお話はビッシリしました。大山祗神の娘さん、木之花咲耶姫命が主祭神。安産、酒造、農耕、養蚕などなどの神様といわれる朝峯神社。
この小富士山は、見事な富士山型をしちゅう美しい山で、それだけでも大昔から信仰の対象となってきたことは想像できます。それにも増して、この神社の本殿裏にある石段を登ったところにある大岩がすごいがです。前にもお話しましたね。写真には畏れ多うてとても撮影できん、大きな陰石。根本には、涸れることのない湧き水が。この大岩が、豊かな命を象徴し、信仰の対象になってきたがは当たり前。
で、その大岩は自然の岩ながですが、それに対を為すように、本殿の前に、大きな陽石がたてられちょります。こうやって対を為すがは珍しいがやそうですね。
メッソはっきりくっきり撮影したら問題がありますきに、ちくと控えめ写真にしてみました。左の方で、雨に打たれて光りよります。