前浜の砲台跡〔2307〕2009/08/09
2009年8月9日(日)雨
よう降ります。今日は高知市の花火大会やったがですが、雨がエライもんですきに13日に延期になりました。3日と言えば、秘密のケンミンshowで東京一郎くんがひまわり乳業を訪問する日。花火もエイですけんど、ちゃんと9時からはテレビの前に座っちょって下さいね。
今日は、南からの暖かい湿った風が四国太平洋側に流れ込み、大雨となった、ということでした。その、南にある低気圧が熱帯低気圧になり、もうまあ台風になるみたいです。こんながも珍しいですな。ですきに、明日の朝は台風がやってくる朝。明日明後日、高知はよさこい本番ですきに、早いこと通り抜けてもらわんといけません。
ここは今朝の南国市前浜。南国市の太平洋沿いには、久枝、前浜、浜改田、十市、という集落が東から並んじょります。昔から漁村として栄えた村々。その集落の中心部を東西に突っ切る道路がありまして、それが旧来の幹線道路。それは、標高10mちょっとの高台になっちょります。集落は、海岸と平行に走る、標高10mくらいの高台に細長うに形成されちょります。その北側、高台から降りた所を、現在では大きな道路が走っちょりまして、幹線道路になりました。高台の南、海岸寄りにはご覧の道路が。
ひまわり太郎、海岸沿いを通って通勤する場合は、この、一番海岸に近い小さな道路を通るがが好きです。
この道路沿いに、このような史跡紹介オブジェがあります。前浜砲台跡、という史跡。幕末、黒船が浦賀にやって来て日本中が大騒ぎになったがを受けて、全国の海岸線に防衛用の砲台が構築されました。この界隈でも、下田村の郷士、大原里勝さんが小頭に任命されてここに砲台を築いたそうです。
この前浜の海岸は、太平洋戦争末期には、アメリカ軍が上陸してくることを想定して防衛施設がつくられた場所でもあります。
今朝は、結ガイに降る雨の中、静かに静かにたたずんじょりました。