大山祗神社の手水、カニとカブトムシ〔2302〕2009/08/04
2009年8月4日(火)晴れ!
暑い暑い夏の一日。蝉の鳴き声が早朝から溢れよります。
本社が南国へ移転してから、ちくとお参りにやって来る機会が減っちゅう潮江天満宮。今朝は久々にお参りに寄ってきました。朝、6時前の潮江天満宮。
ほぼ2週間振りの天満宮ですけんど、メッソ変わったこともなく、賑やかな蝉時雨のなか、上品に鎮座しちょりました。
ここは、本殿の西側にある小山の上の大山祗神社。左端にそのお宮さんが写っちょります。この山の上から東を向くと、樹々の間から朝日が差し込んできて神々しゅうございます。朝日が差し込んでくる森のなかの大山祗神社は、今朝も厳粛な雰囲気マンマンでした。
手前の手水をご覧下さい。妙に、今年のこの手水、やって来るカニの数が少ないにかあらん、と心配しよったがですが、今朝はご覧の通り。まだ子供の、ベージュ色した小さなカニがどっしこ。この界隈で脱皮を繰り返して成長していきゆうがでしょうか。
この写真ではキレイに写っちゃあしませんが、この水面の向こうの方で、雌にカブトムシが泳ぎよります。いや、おぼれゆうと言うた方が正確でしょうか。手水の中は垂直の壁面ですきに、脱出するがは無理みたいです。まだ、かなり元気に暴れよりましたので、つい先ほど、この上の木から足を滑らせて落ちてきたものと推察されます。
そこで、ひまわり太郎は、指でつまんで救出してみました。地面で一息ついたカブトムシは、あわてて森の方へと逃げて行ったのであります。この救出劇が無ければ、たぶん、このたくさんのカニ達のこれからの成長に寄与することになったかも知れません。
大自然の営みは、今朝も様々なドラマを見せてくれます。