上岡八幡宮の石段は1817年製〔2294〕2009/07/27
2009年7月27日(月)雨のち晴れ
今日はきれいに晴れました。暑かったですね。が、早朝はかなりガイな雨が降りよりました。今朝はそんな雨の中、自転車に乗って快適に出勤。雨に打たれながら自転車で走るがは、心地良うございました。この季節、合羽を着てもどうせ汗でビショビショになりますきに、ハナから普通の格好で、雨に打たれてやって参りました。会社で浴びるシャワーの気持ちエイこと。
で、その後は晴れました。あっという間に晴れました。このまんま梅雨明けになってくれたら嬉しいですけんど、どうなんでしょうかね。
ここは今朝、早朝の上岡八幡宮。ご覧のように、かなりしっかりと雨が降りよります。以前にも書きましたが、しっかりと雨の降る神社、ひまわり太郎は好きです。
この、手作り感満載の石段は、参道から拝殿に登るところに組まれちょりまして、直方体の石を一つ一つ手で切り出しちゅうみたいです。いくつかの石には「奉寄進」とか「上岡氏子中」とか、この石段をご寄進した村々の名前が刻まれちょります。石段本体に刻まれちゅうがは珍しいですな。
で、この石段、いつ頃寄進されて組まれたがか、わかっちょりませんでした。が、こないだ有力な手掛かりを発見。あの拝殿の下に、二段、同じ素材の石が組まれちょりまして、そこをよく見ると「文化十四」と刻まれちゅうではありませんか。そんな訳で、この石段も、あの拝殿下の段々も、文化14年に寄進され、組まれたものと想像されます。文化14年と言えば1817年。今から200年近く前。この上岡八幡宮には文化9年の燈籠もありますが、その次に古いのがこの石段ということでしょうか。
この雰囲気満点、手作り感満載の石段は、結構急な石段で、こんな雨の日には滑りコケやすいので、注意が必要。こないだ、本殿が改修された折に、この両端に手摺が出来て、この有り難い石段を、安全に上り下りできるようになりました。