行川公民館の公衆電話〔2293〕2009/07/26
2009年7月26日(日)晴れたり曇ったりこぢゃんと降ったり
北九州から中国地方にかかる梅雨前線が活発になって、こぢゃんと妙なお天気がつづくニッポン列島です。高知も、今朝から降ったりやんだり照ったり。
で、降る、という予想のもと、ホントに久し振りに旧鏡村界隈をたつくりに行っちょりました。いつ以来でしょうか。ひまわり太郎お気に入りのランニングスポット、高知市と旧鏡村との間の山の上の小径コース。
今日は、鏡川を遡上して、大河内(おおがち)橋の少し手前の行水という集落から、城ヶ森の北側に出る道を一気に駈け上がってみました。柱谷という谷間の集落を初めて通り抜けました。
道路はこぢゃんと急な登り坂。そしてそして、曇が広がっちょった空から、強烈な日差しが。雨が降っちょりますきに、その蒸せて暑いことというたらありません。急坂で、一気にくたばってしまいました。はあはあぜえぜえ言いもって、なんとか城ヶ森と行川とを結ぶ道路にたどりつき、行川まで快適に下ってきて写した写真がこれ。
行川(なめがわ)は、現在の高知市北西部にどっしこあった集落の要。現在と違い、藩政期の頃は、もっと賑やかでヒトの生産活動や生活の匂いに溢れちょった土佐の山中。こないだうち、高知市に鏡村が吸収合併になりましたが、高知市に所属しちょったここ行川も、こっからひと山超えた向こう側の旧鏡村の集落も、その昔は同じ村落共同体。後になって行政区分ができたりしちょりますが、集落をつなぐ径を自分の足でたつくってみますと、もともと高知市も鏡村もないことがよくわかります。
ここは行川の公民館の前。今は少のうなったピンク電話と、その上の看板がレトロでエイですよね。
ここ行川で、行川神社のお参りして、針原方面へのこれ以上ない急な登り径を走り始めろうとしよったら、突如として大雨。かなり激しい雨。その雨のシャワーを浴び、生き返ったひまわり太郎は、元気に針原から旧鏡村温泉RIOまで一気に駆け抜けることができました。