野市をたつくりまわってきました〔2251〕2009/06/14
2009年6月14日(日)晴れ!暑い!
昨夜は、某有名直木賞作家さんが住む鏡川支流のとっと上、樽の滝にできたカフェで、遅うまで飲んだり喰うたりしよりました。勝手に住み着いたという猫が、昨日、兎を仕留めてくわえてモンて来たとのことで、坂東さんが上手に捌いてイタリア風の料理ににてくれちょりました。こぢゃんと美味しかったです。夜が更けると、家の下の方の川に光が飛ぶがが見えます。ホタルですな。川まで懐中電灯で降りて行くと、素晴らしいホタルの乱舞が楽しめたのでありました。贅沢な贅沢な大自然の中のひととき。
今日は南国で仕事しよりましたもんですきに、午後、時間をつくって野市界隈をたつくりに行っちょりました。こないだうちご紹介した、野中兼山さんゆかりの三叉から、水路の間の森の中を通る遊歩道を走ってみたがですが、これ、素晴らしいです。三叉から野々宮神社まで、あの街中とは信じられん、森の中の小径が通っちょります。地元の皆さんもご存じながでしょうかね。コローか誰かの絵画に出てきそうな、森の小径。ビックリしました。
野々宮神社にはこぢゃんと大きい杉の古木が聳え立っちょりました。ここには森があり、大昔から鎮守の森として大切にされてきたようです。源頼朝が伊豆で挙兵したがに呼応して、頼朝の弟で土佐に蟄居しちょった源希義さんが兵を挙げ、南国の年越山で平家方に討たれた話はビッシリしましたね。源氏方の、夜須七郎行家さんは、夜須から援軍に駆けつけよって、その野々宮の森で、希義さんが討たれたことを知って引き返した、という、話は「東艦」に載っちょります。
ここは、その野々宮神社のちょっと東。小川には鉄骨でつくられたシンプルな橋が。走って渡ると、鉄骨がたわんでこぢゃんと揺れたがにはビックリ。向こうに見える三宝山のてっぺんまで駆け上がってモンて来ました。