潮江天満宮、天保5年の玉垣〔2250〕2009/06/13
2009年6月13日(土)晴れたり曇ったり
しかし蒸せます。雨は降りません。梅雨入りすると、雨がメッソ降らんなるというパターンは、ここ数年定着しちょりますな、高知では。
ここは今朝の潮江天満宮。今まで、この潮江天満宮にご寄進された古い痕跡ということで、参道脇の天保9年(1838年)の玉垣とか、天保6年の燈籠とかをご紹介しました。2007年7月2日とかに書いちょります。が、迂闊にも、それより古い玉垣が存在することに最近気付いたのであります。あれっぱあビッシリ来ゆうのに気付かんとは迂闊。この写真の、石段部分の玉垣がそうながですが、他に比べて白く、あたらしげに見えるもんですきに、見逃しちょりました。
よく見てみると天保5年。秋9月吉日に、つくられちょりました。しかしあれですね、結構天保の時代に色々とご寄進されちゅうがは、何か理由があるがでしょうか。ちなみに、この玉垣がつくられた丁度1年後に、この川向かいのちくと西で、坂本龍馬ちゃんが生まれちょります。
玉垣の向こうには、6月30日の輪抜け様に向けて、特設ステージがこさえられよります。右のとっと向こうに、ブルーの袴をはいたおにいちゃんが見えますでしょうか。彼は、あそこで、日の丸に向こうて「君が代」をうたいゆうがです。エイですね、神社。
そう言えば今日、靖国神社の新しい宮司さんが京極さんにやっと決まったというニュースをやりよりました。今年2月17日のにっこりで、靖国神社の不思議なお宮「鎮霊社」をご紹介しました。今回、新しい宮司を決めるがに、A級戦犯合祀には否定的で、それがゆえにあの鎮霊社を建立したと言われる宮司さんの親族の方が候補になっちょったと聞きました。けんどなかなか難しいがですね、こりゃ。闇の勢力も暗躍しゆうがでしょうか。
そんなことにはまったく関係なく、近所のお宮さんとかお稲荷さんとか祠とか、ひまわり太郎は大好きなのでありました。