白木谷の斎藤牧場は今日も素晴らしかったです〔2235〕2009/05/29
2009年5月29日(金)晴れ!
てな訳で今日は高知。昨日、東京から大阪まで新幹線で移動、今日は飛行機でモンで来ました。で、お客様をご案内して、南国工場から高知の誇るこの牧場へ行ってきたのであります。
何度かご紹介しましたね。南国市白木谷の山の上にある斎藤牧場。昭和40年頃、ご夫婦で山を切りひらいてつくったこの牧場は、こぢゃんと苦労を重ねられて今の素晴らしい姿になっちょります。ニッポンの山地酪農の聖地、斎藤牧場。山地酪農と書いてやまちらくのうと読みます。これは、日本の急峻な山で、日本芝を中心にした牧草を生やし、この気候風土に合った牛を自然放牧するもの。
そして、一年365日、搾乳時以外は完全に山で放牧し、牛舎に入れることはありません。
普通の、牛舎につないで飼う酪農方式に比べると、乳量は半分。ですきに、経済的な見地で、ここまで徹底した山地酪農をされゆう方を、他には知りません。
この何十年もかかって築き上げられた形態は、コストをかけない自然任せの酪農で、これぞ「循環型」の極みですな。口で言うがは簡単ですけんど、ここまでやってこられたご夫婦の努力には凄まじいものがあります。
ここは牧場の高台。こっからこぢゃんと急峻な坂が向こうにあるがですが、そこにも大きな牛が歩き、草を喰みよりました。眼下には南国の平野が、そしてその彼方に太平洋が広がっちょります。こんな天国のような牧場は、高知市内から車で40分。こんなしゅっとのクにこんな天国があることは、メッソ知られちゃあしません。こんな牧場の牛乳が飲める高知の皆さんは、実はこぢゃんと幸せながです。
こんな牧場の乳を処理させていただきゆうひまわり乳業も、こぢゃんと幸せですね。