よく行く場所の裏側の風景〔2228〕2009/05/22
2009年5月22日(金)曇りのち晴れ
今日は朝の内は曇っちょって、ちょっと雨が残っちょったりしましたが、どんどんと晴れてこぢゃんと暑うなりました。蒸せましたね。
ここは、まだ小雨の残る早朝の潮江天満宮。と、申しましても、輪抜け様とかで潮江天満宮をお参りしたことがあるくらいの皆さんには、天満宮にこんな風景があることはわかりませんですよね。
潮江天満宮には、大きく立派な拝殿があります。その奥には、荘厳な本殿も拝めます。拝殿に向かって左へまわると、境内社のお宮さんが4社並んじょります。その脇に石段があり、その小径を行くと、ここへ出ます。その木の柵の向こう、小山との間が、その小径。この左手から、この小山に登るように石段があります。
小山のてっぺんをご覧下さい。左にお社の屋根が見えます。大山祗神社さんですね。そしてその右には大きな岩。何でこんな小山の上にこんな岩が、と思えるような大きな岩。縄が張られちょります。磐座(いわくら)ですね。神様が降りてくる神聖な岩。
丁度、この小山を挟んで反対側が天満宮の本殿になっちょります。拝殿の方から言えば真裏がここ。
この小山は昔から神様が降りてくる山やったがでしょうね。その小山をバックに、潮江天満宮の本殿は創られたがやないでしょうか。神聖な雰囲気が溢れる小山。
こっから左手、小径から下を眺めると水路が見えます。小石木川から引かれた水路。その水路の周辺からこの小山にかけては、かなりのカニさんが出没するエリア。ながですけんど、ここ数日は姿を消しちょります。不思議ですな。と、思いよったら石段脇の石の影で一匹発見。ちくとホッとしました。
自分がよく出かける場所でも、ちょっと裏へまわったりするとまったくの別世界が広がっちょったりします。面白いですな、まっこと。