雨が降っちゅう帯屋町公園〔2140〕2009/02/23
2009年2月23日(月)曇りのち晴れ
昨夜は結構降ったみたいですな。鏡川が、土色に濁っちょりました。かなりの雨が降った証。で、今朝は雨もあがっちょりましたが、地面はまだ濡れたまんま。こういう状態を、「雨が降っちゅう」と申します。
ここは、雨が降っちゅう帯屋町公園。大橋通りの東、おびさんロードの途中にある、コンクリート造りの公園。階段にして8段上がっちゅうのは、この下に自転車の駐輪場があるきです。街中の駐輪場対策として、こんな感じに整備されたがはいつの頃やったでしょうか。
昔、ひまわり太郎が子供の頃は、この公園も我々の縄張りでした。
もちろん土の地面の児童公園で、三角形のグルグル回る遊具とかがありました。ここで、ドッチボールみたいな遊びをびっしりぎっちりやりよりました。
あと、このしゅっと北側が帯屋町の商店街で、路地やらなにやらがかなり入り組んじょりまして、東京かくれんぼとかもしよりました。
街中の我々のような子ども達がほたこえまわる公園、帯屋町公園やったがですが、この街中から子供が消えていき、いつの間にかここで遊ぶ地元の子供もこぢゃんと少のうなってしもうたがでしょう。そして、こんな、ちっくとコジャレたコンクリート造りの公園兼駐輪場になってしもうた訳です。
帯屋町にも大橋通にも人が沸き返り、そんな中を大勢の子供がたつくりまわる、そんな街やったこの界隈。昭和の頃の風景は、妙に活気があって楽しかった、というイメージが、鮮烈に残っちょりますね。
あんなに子供がたつくりまわることは無いにしても、また、高齢化社会の中で街中が見直され、活気が戻ってくることはあるかも知れません。そうするがが我々のつとめかも知れんですな。朝の雨が降っちゅう静かな帯屋町公園で考えました。