大山祗神社参道脇の石と祠〔2141〕2009/02/24
2009年2月24日(火)小雨
今朝は小雨がぱらつく高知市内。気温は高めの朝でした。
ここはいつもの潮江天満宮。拝殿、本殿の奥の山の上に、大山祗神社が鎮座しちゅうのはご存じのことと思います。拝殿向かって左側の奥に、その小山へ登っていく小さな参道があります。山沿いにぐるりと廻り、反対側から階段を上るようになっちょります。その山裾を廻る参道の左手に、いっつも気になっちょった祠の廃墟と石が積み上げられちゅう場所があります。参道の柵の外ですきに、入ってみたことも無かったがですが、今朝は雨が降ってなかなかの雰囲気やったので、ちくとその界隈を観察してみました。
いっつも見るのと反対側から、眺めてみた訳です。
左手の小山が大山祗神社の小山で、てっぺんにそのお宮さんが見えよります。その山裾は、石垣で固められちょりますね。
手前に積み上げられちゅう石は、古い燈籠の部品やら石垣に使われちょったらしき四角い石やら。そして、その石の向こうに屋根が見えよりますが、あれが祠の廃墟。もう、使われんなったお宮さんで、中にはなんちゃあお祀りされちょりませず、がらんどう。がらんどうですけんど、以前は神様が鎮座されちょったとなりますと、何となく神々しい雰囲気が漂います。
この燈籠や祠は、以前はどこにあったものながでしょうか。いつ、どの工事の際に取り払われてここに野積みにされたがでしょうか。妙に気になる所ですな。
普段見ることのない、このアングルからの大山祗神社とその参道は、またいつもと違う雰囲気を漂わせて幽玄でした。
毎日のように見る景色も、反対側から、そして見る方向を変えて眺めたりすると、全然違う新鮮なものに見えたりします。面白いですね。