雨の上岡山は神岡山〔2142〕2009/02/25
2009年2月25日(水)雨のち晴れ
今日は、朝のうちは雨でしたが、その後雨も上がってこぢゃんとぬくいお天気になりました。蒸し暑いくらいやったですね。高知では阪神とかオリックスとかがキャンプをやりよりますきに、今の時期はメッソ降らんとって欲しいがですが。
雨が降ると、妙に神社へ行ってみとうなります。雨の神社は、いつもにも増して幽玄で不思議な感じがするきです。山の中にある神社の場合は、特にそんな感じがするがです。皆さんは感じませんか?
ここはいつもの上岡八幡宮。
こないだうちからご紹介しよりますが、その本殿の修築も今朝は完成しちょりました。左手が拝殿で、中央向こうので雨に煙りゆうがが本殿。この八幡様は、かなり地元の皆さんに大切にされゆうことがよく判ります。こうやって、ビッシリ増築修築が行われゆうみたいです。参道も、この拝殿のクまで上がってくるスロープ道が作られたりしちょりますし、今回の修築に合わせて急な石段に手すりが付けられたりしちょりました。
ところで、この本殿に上がっていく石段を上りきったところに、お供えを置く石のオブジェがありますね。それは、本殿の方に向こうちゃあしませいで、山の方を向いちょります。どう見ても、この山をご神体にして、その山に供物を捧げる台のようです。
この上岡の氏子の皆さんに聞いてみんといかんですが、この八幡様、八幡様というくらいですきに、ご祭神は応神天皇ながでしょうが、この上岡山がご神体でもあるようです。こないだのにっこりでも書きました通り、古代、物部氏に関係する有力者がこの界隈を統治し、その墳墓かなにか、重要なポイントとしてこの山を利用してきたような気がするのであります。またまた妄想ですが。何というたち上岡山は元は神岡山ですきに。
こんな雨の中でじっくりまったり眺めよりますと、この本殿とその背後の山が古代につながっちゅうような気がしてきます。