雨が降りゆう潮江橋北詰〔2139〕2009/02/22
2009年2月22日(日)雨が降りよります
今日の高知は、お昼頃から雨。夜になってもしっかりと降り続きよります。
県外から来られた方で、よく間違う土佐弁の用法が、「雨が降っちゅう」ですね。今、雨が降っている場合、つまり現在進行形の間合いは、土佐弁では「雨が降りゆう」と言いますね、当たり前ですけんど。で、「雨が降っちゅう」は、現在完了。道路が濡れて、雨が降った後の状態のときに使います。ほいたら、過去完了はどうか、と言えば、「雨が降っちょった」となる訳ですね。土佐弁の文法も、慣れんとちくと難しいですきに、覚えてつかあさい。
よく、県外から高知の支店などに転勤でやって来て、土佐弁にちょっと慣れた頃にしでかす間違いがこれ。これを克服したら、土佐弁初級者から中級者へと進級するのであります。
ここは鏡川、潮江橋の北詰。橋の下から欄干を見上げてみたところ。雨が降りつづくなかで、ちょっと興味深いものを発見したので、撮影してみました。けんど、写真が下手で、その面白さが全然伝わっちょりませんな。残念。
夕方になって、この欄干をライトアップする照明が点灯しちょります。で、その照明は真上を向いちょりまして、その熱を発する照明の部分に雨が落ちて、そこからもわもわと蒸発しゆうがです。他の照明も、全部、ドンブリから湯気が立ち上るような状態になっちょって、なかなか面白いオブジェになっちゅうのであります。
普段、メッソ気にせんづくとに歩きよりますが、こんな日曜日にゆっくりたつくりよりますと、普段気付かんなんでもないようなことが突然新鮮に見えたりして楽しいですね。周囲の見慣れた景色の中に、今まで全然気付かんかったものすごいものを発見できたりしますが、そんな時はこぢゃんと得をした気分になるのであります。