鏡川、山内家南邸、容堂侯、ユリカモメ〔2102〕2009/01/16
2009年1月16日(金)晴れ!
今朝は、この冬一番の冷え込みで、高知市内でも氷点下2度やったそうです。最近ずうっと冷やいので、今朝が一番とも思わんかったですけんどね。慣れてきたがでしょうか。
ここは夕方の鏡川。天神大橋と柳原橋の間の北岸。緑の広場と呼ばれる、川沿いの広うなっちゅう所。昔ここには南国橋という欄干のひっくい橋が架かっちょりまして、この広場にはサーカスがやって来たりしよりました。
この右手の森が山内神社。山内氏を祀る神社で、その北東が、土佐山内家の「南邸」があった場所。
幕末、大政奉還の建白とかで活躍した鯨海酔侯、山内容堂さんの生まれ育った南邸。そう言えば、昨日の新聞に、この南の筆山中腹で、容堂さんの実母のお墓がみつかった、てな楽しい記事が載っちょりました。立派な墓石の側面に「平石氏瀬代」と刻まれちょって、平石さんちから側室として来ちょった瀬代さんで、容堂さんを産んだ人物、ということが確認された訳ですな。まあ、ここに山内家関連のお墓はどっしこありまして、関係者の皆さんはご存じのことやったでしょう。それがおおやけに確認された、ということでしょうか。
高知新聞と言えば、昨日の夕刊には、この界隈の鏡川に、真っ白いユリカモメが越冬にやって来ちゅう、という記事が美しい写真入りで掲載されちょりました。遠くシベリアからやって来ちゅうそうで、その可憐な姿を見てみたいもんです。今日の夕方はおりませんでした。
ユリカモメと言えば、東京の新橋から出ちゅう新交通システムですけんど、あれはひらがなで「ゆりかもめ」。これは愛称で、正式名称は「東京臨海新交通臨海線」やそうです。ややこしいですな。ちなみに、ユリカモメはその昔「みやこどり」と呼ばれよったそうで、そのせいかどうか知らんですけんど、東京都の鳥はこのユリカモメ。で、東京臨海新交通臨海線もゆりかもめながでしょうか。