潮江天満宮の子連れ狛犬〔2084〕2008/12/29
2008年12月29日(月)晴れたり曇ったり
てな訳で今日はまたまたマニアなひまわり太郎ワールドに戻りましょう。
ここは今朝の潮江天満宮。こぢゃんと賑やかな初詣を控え、早朝の天満宮は静かに静かに佇んじょりました。潮江天満宮には、たくさんの狛犬さんがいらっしゃいます。このにっこりでは、メッソ、狛犬のご紹介をしてきちょりませんね。迂闊でした。知識も乏しいもんですきに。
狛犬が神社の参道とかに対になって鎮座され始めたがは、江戸時代の初めの頃らしいです。
で、ここ潮江天満宮にも、文久3年(1863年)の美しい姿の狛犬さんを初めとして、明治、大正、昭和のそれぞれの時代の立派な狛犬さんが並んじゅうのでありました。
知識として知っちょきたいがは、口を開けちゅう方が「阿」で、閉じちゅう方が「吽」。金剛力士像と一緒ですね。で、大概の場合、向こうて右に「阿」、左に「吽」となっちょります。もちろん例外も多いですけんどね。
さて、写真の狛犬さんは、台座によりますれば大正14年に作られたもの。こぢゃんと大きく立派で、この写真では全然わからんががくやしいですが、今にも飛びかかってきそうな怖い迫力満点の表情。口を開けちょりますきに阿ですな。で、特徴的ながは、前足の間から、子狛が顔をのぞかせちゅうこと。左側の吽の方も、前足の間に子供の狛犬が。親と一緒の怖い顔が、微笑ましくも可愛らしいですね。手水舎と楼門の間ですきに、機会が有ればご覧になってみてください。親子の狛犬は、この潮江天満宮ではこの阿吽だけ。
狛犬は、それぞれ表情やスタイルが全然違いますきに、よくみてみると興味が尽きません。また、興味深い狛犬、可愛らしい狛犬、珍しい狛犬を機会があったらご紹介してみたいと思いよります。