南朝の英雄 菊池一族〔203〕2003/11/05
2003年11月5日(水)曇り後雨ばい
おはようございました。今日はまたまた出張で九州に居ります。熊本県の北東部、大分との県境にあります、小国町に来ちょりますばい。
以前にもお話しましたが、プロバイオティクスによります健康の研究会を、町ぐるみでやるゆうがです。
宿泊はいつものように町内にございます杖立温泉。豊富なお湯とおいしい食べ物が素晴らしい、ホントに素晴らしい温泉です。今朝は、この温泉から、県境を越えて大分県まで走ってきました。
この辺の名物のひとつに「おそば」があります。泊まった旅館の隣にあります酒屋の2階が、本当においしいおそば屋さんで、特にそばがきが絶品でした。酒屋の奥さんが賑やかな楽しい方で、店の奥がちょっとした居酒屋風になっちょります。昨夜も行っちょりましたが、M町長さんも、いつものように飲みに来ちょりました。
楽しいですね。
ところで、小国町ではPHSが使えないので、車で50分程走って、菊池の町まで出て来ちょりますですたい。昨日、南北朝の話をしましたが、ここは、九州の南朝方の総大将菊池一族の本拠としたところですね。後醍醐天皇の皇子懐良親王が征西将軍の宮として下って参りまして、その宮様を奉じて暴れ回り、菊池武光の代には、一時、九州を制覇する程の勢いを持ちました。
高知市内の追手筋で珈琲店を営むおじさんが居りまして、よく話をするんですが、このおじさんは、ここ菊池の出身です。やはり菊池武光は英雄で、小学校の校庭には、二宮金次郎の像の替わりに菊池武光の像が建てられちょったそうです。