宇多津の海〔2003〕2008/10/09
2008年10月9日(木)瀬戸内海も晴れ!
今朝は宇多津。香川県の宇多津町。坂出と丸亀の間にある、瀬戸内海に面した町。瀬戸大橋がしゅっとのクにあるため、海岸界隈はこぢゃんと拓けましたけんど、元々は静かな街でした。
この海岸に、瀬戸大橋を見晴らす公園ができちょります。ゴールドタワーの横。公園からはこのような景色が眺めれます。向こうに瀬戸大橋が架かっちゅうがが見えますでしょうか。
この界隈、昭和の頃まで塩田があって、塩の生産日本一とも言われよった場所。公園内に、塩田を復元しちょりまして、どうやって塩を生産しよったがかわかるようになっちょります。
ここの塩田は昭和46年までやりよったということですきに、ひまわり太郎がここへ小学校の修学旅行で来たがはその直後やったがですな。ここに番の州工業地帯というがができゆう、ということを見学に来たがです。工業地帯建設現場より入浜塩田を見たかったですね。
宇多津には、宇夫階(うぶしな)神社という大きな神社があります。御祭神は大己貴(おおなむち)命さんですきに、大国主命。この場所に遷座されたがが大同2年(807年)で、昨年、遷座1200年を記念して色々と催しがあったみたいです。
社殿の後方には「岩境(いわさか)」という巨岩がありまして、その北東の巨岩が御膳岩。とにかく、こぢゃんと古くから信仰を集めよった場所であることは想像できますね。
この拝殿に並んで、立派な塩竃神社が鎮座されちょります。昭和9年に、塩田の中にあった塩竃神社をここへ遷座した、との碑が立っちょりました。瀬戸大橋が架かる島々は塩飽諸島。この界隈、塩田があっただけのことはあって、塩にまつわる名称がいっぱいで、神社の玉垣にも奉納者の名前として塩のつくお名前がたくさんでした。