夢の温泉、工科大学、物部川〔1991〕2008/09/27
2008年9月27日(土)よう晴れちょります
こぢゃんと秋晴れ。ちくと暑いですけんど良いお天気。
今日は、高知工科大学の公開講座「地域再生システム論」という講義で、商品づくりについてのパネリストになれ、という依頼をうけて、ここ土佐山田まで来ちょります。高知で、様々な農産物を独特の生産や加工や販売を行いゆう皆さんに、それこそこぢゃんと有意義なお話をして頂いて嬉しゅうございました。
お昼を、工科大学からしゅっとの物部川沿いにある「夢の温泉」で頂きました。鮎の定食がおいしかったです。そして夢野温泉のお座敷から眺めたこの景色。
画面のとっと向こうに見えゆう建物が高知工科大学。向こうの右手に、このにっこりでもビッシリギッチリ紹介しちゅう雪ヶ峰牧場が見えよります。そしていかがでしょうか、この景色。見事な庭のようですな。このちくと下流に堰がありまして、こんな湖みたいな景色が出来上がっちょります。
ここ夢の温泉には、一度、高知から走って来ちょります。バックナンバーから、2005年7月10日のにっこりをご覧下さい。あのときは雨が降りよりましたし、食事の予約もしちょらんかったので、こんな景色が見えるお座敷があることにも気付きませんでした。舟入川沿いに、野中兼山さんに思いを馳せながら走るがは楽しかったですけんど。
あの工科大学の横に鏡野公園がありますね。桜の名所。トット昔、種馬所(しゅばしょ)と呼ばれよった頃からの桜の名所。今でも、地元のおんちゃんとかは、この界隈を種馬所と呼びます。
この物部川、びっしり書いちょりますきに、ディープな読者の方はご存じですが、大雨によるダム湖への山の崩落などなどで、こぢゃんとデリケートな川になっちょります。ちょっとしたことで濁ってしまい、濁りが消えずにダメージを受けます。今年は、鮎漁は何とかなりよったがですが、小雨渇水高水温とかの影響でまたまたダメージを受け、12月の落ち鮎領は解禁せんことにしたそうです。この川、人間がこんなにしてしもうたがです。人間が何とかしちゃらんといかんがぢゃあないでしょうか。