立体交差の現在〔1969〕2008/09/05
2008年9月5日(金)晴れちょります
こないだ、8月23日のにっこりで、立体交差がどうなっちゅうがか気になる、てなお話をしました。ですきに、今日、行っちょりました。
前にも書きましたが、高知で「立体交差」と言うたら、具体的にここのことを差します。ひまわり太郎が小学生の頃やったか中学生の頃やったか。この、ひまわり太郎が立っちゅう所を国鉄の線路が走っちょりました。こないだまでJRの線路が。その線路の下を、ご覧のように道路がくぐっていっちょります。南北の交通渋滞緩和のために、当時つくられた立体交差で、高知にとってはかなり画期的でした。ですきに、ここのことを地名のように「立体交差」と呼び始め、今でもその呼び名で通るっちょります。
今年2月に高架工事が完成し、その高架の部分が写真の上部にちびっと写っちょります。このしゅっと左手が入明(いりあけ)駅。この入明駅はなかり影が薄く、高知のヒトに場所の説明をする際、この入明駅は目印になりません。この界隈を説明する場合は当然「立体交差」。
高架工事が完成した今も、このように道路は旧線路のあった部分の下をくぐりぬけていきます。これを平坦なまっすぐな道にするにはオッコウな工事をせんといかんですき、まあ、当面このままでいくがでしょう。
正面に見える山は高知城の山、大高坂山。右手に高知大学附属小学校が見えます。ここはお城の北側になりまして、江の口川がこの突き当たりのもうちょっと向こうを流れます。その川向こうには、昔、火力発電所があって、煙突が立っちょったそうですね、写真で見たことがあります。昔は、こんな街中に発電所があったりした訳です。