花火大会の後の帯屋町はすごい人出でした〔1947〕2008/08/14
2008年8月14日(木)晴れちょります
昨夜は、花火大会。開始早々はちくと雨模様やったですが、途中から雨も上がって皆さん花火も楽しめたみたいです。ここはその花火の会場、鏡川の柳原。天神大橋の上から眺めてみました。今朝はトウから後片付けにいそしむおんちゃんがいらっしゃいましたです。
この天神大橋北詰界隈、昨夜の花火の時間帯にはものすごい人出でした。高知にもこんなに若者が居ったがか、という感じ。で、花火の終わる午後9時直前から、かなりガイな雨が降り始めましたですきに、大橋通りから帯屋町にかけてのアーケードは、すさまじい人数の老若男女で溢れかえることとなりました。
かなり長い時間、かなりガイな雨が続きました。で、ひまわり太郎、午後10時過ぎに大丸前を通りかかった訳ですが、こんな時間にアーケードをヒトが埋め尽くしちゅう景色を見たことがなかったので、ちくと感動してしまいました。
娯楽に飢えちゅう高知の若者達は、ちょっとしたイベントがあるとドワーっと繰り出してきます。特に夏場はすごいですね。アーケードの店舗はほとんど閉まっちょりましたですけんど、惜しいこと。こんなに賑わいゆうがやったら、営業したら面白かったですにね。
藩政期末期から明治時代を通じて、高知の若者達は、夏になると涼を求めてここ鏡川の河原へ集まりました。で、こないだも書きましたが、何人もが、前のヒトの腰に手をかけて長い長い列をつくり、河原を踊りながら練り歩く「のえくり」というがが盛んやったとか。その他、夜店が出たり大道芸人が来たりと、高知の若者のエンターテイメントスポットになっちょったがが、この界隈。
夏の夜、若者達は涼をもとめ、娯楽をもとめて、今も昔も河原へ繰り出してホタコエそばえるのでありました。