赤穂浪士、吉良邸、時津風部屋、豊ノ島関〔1939〕2008/08/06
2008年8月6日(水)東京も暑いですね
そんな訳で今朝は東京。東京も暑いです。昨日は、時折かなりガイな雨が降った東京ですけんど、今日は朝からギラギラ蒸し蒸し。早朝ランニングも、汗ビショになりました。江東区の住吉界隈に泊まっちょりましたので、今朝は、隅田川まで西進したあと隅田川沿いに両国まで北上、両国界隈をたつくりまわってきたのであります。いやいや、エイですね、江戸情緒。町並みとかは都会のそれで、変哲ないがですけんど、至るかしこに江戸の史跡が残っちょりまして、素敵な所です。
両国の橋からちくと東へ行って南へ入ると、そこは松坂町。
両国橋、松坂町、とくればピンとくるのは忠臣蔵ですな、ひまわり太郎としましては。
こぢゃんと偉大な歌手にして浪曲師、三波春男大先生の名曲に「元禄名槍譜 俵星玄蕃」というががあります。このにっこりでは何度かお話しました。この長い長い歌の中盤、浪曲部分の途中に、「時に元禄15年12月14日、江戸の夜風を震わせて・・・」で始まる早口の長広舌があります。この長広舌のクライマックスが「ユ~クテ~ハマ~ツザ~カチョ~!」。赤穂浪士の助太刀をしたい俵星玄蕃が、討ち入りに気付いて松坂町の吉良邸へ向かう場面ですな。今思い出しても興奮します。ひまわり太郎、全部ソラで演れます、はい。
ここは、その吉良邸跡。広大な邸やったそうですが、今はこの小さな一角が記念に残されちゅうばかり。始めて来てみました。この右手の、茶色い建物の向こう、水色の建物の手前には、時津風部屋があります。こんなに近くにあったがですね。知らんかったです。時津風部屋の部屋頭は、言うまでもありませんが、我らが英雄、豊ノ島関。高知県宿毛市出身で、幕内で最古兵の168cmとか169cmとかいわれる関取。こないだの名古屋場所での活躍は強烈やったですな。この豊ノ島さん、とにかく好青年で、周辺の皆さんにこぢゃんと評判が良いのであります。ホントに好青年。来場所は関脇になりますが、この身長で大きいお相撲さんをぶん投げる醍醐味は、もう、痛快と言うたちないですね。皆さんもぜひぜひ豊ノ島関を応援しちゃって下さい。ホントにホントに素晴らしい男ですきに。
両国橋、国技館、時津風部屋、吉良邸跡を堪能した、江戸の朝でした。