高知駅の東の道路について考える〔1937〕2008/08/04
2008年8月4日(月)晴れちょります
今日も暑うございます。
ここは今朝の北本町。高知駅のしゅっと東。右手に今年2月に完成したJRの高架が、向こうに高知駅の新駅舎が見えよります。ひまわり太郎が立っちゅう場所は、まさに、2月まで線路があった所。手前の、土管とかが掘り返されちゅう部分は、以前、山田橋からまっすぐ北へ、比島の西へ抜けて、久万川を渡り、一宮方面へと向かう幹線道路でした。ひまわり太郎が子供の頃は、この道こそが、高松方面へ行く国道32号線やったのであります。
阿波池田と高知を結ぶ南四国急行バスというががありましたが、あのバスは、高知駅を出発するとこの道路を通って阿波池田へ向かいよりました。
その昔、藩政期の当時も、山田橋の番所を通って北へ向かう街道は、ここを通りよったもんと思われます。今は昔。南国バイパスや大津バイパスができて、高松方面への幹線があちらへ移ってからは、この道路は比島、薊野方面への狭い道路となりました。朝の通勤時間帯、駅前の通りからこの道路へは進入禁止になっちょって、気付かん車がビッシリ捕まえられよりました。
写真に、バスが写っちょります。あのバスが通りゆう道路が、先月できたばっかしの、駅の南北を結ぶ道路。あそこを北へ、高架下を抜けて左へ行くと、これも同時に開業したバスターミナルがあります。今まで駅に南西にあったやつが移動してきたがですな。
何かと話題のはりまや橋の市営バスターミナル、長距離バスや空港バスの「降り場」としてしか利用されやあせん十数億円かけてつくられたバスターミナルを有効活用する方法をひとつ考えました。長距離高速バスは、はりまや橋橋ターミナルを始発地点とし、ここ高知駅のバスターミナルに寄って、それから高知インターへ向かうということでいかがでしょうか。昔、お城下から山田橋を渡り、比島、一宮を通って瀬戸内方面に向かいよったがと、ちくと似いちゅう気がしませんか?高速バスは高知自動車道を通りますきに、もちろん立川越えの街道をなぞって瀬戸内へ向かいます。道路のルートについては、歴史は繰り返す、というががひまわり太郎の説ながです。