ヤマモモの実、高知県の花〔1881〕2008/06/09
2008年6月9日(月)蒸せますな、晴れです
今日は良いお天気。ちくと蒸します。が、鏡川沿いには風も吹いて、梅雨の晴れ間の爽やかさを感じることはできます。
今、天神大橋と潮江橋の間の南岸には、アメリカ梯梧(でいご)の赤い花が咲き乱れて見事。あっという間にこの堤防上が真っ赤っかになってしもうたですね。ついこないだまで、キレイなつるっ禿げ状態になっちょったこの南方系の木。それがあれよあれよという間に葉っぱ密生状態になり、赤い花だドバッと咲きました。しばらくは楽しめそうです。
ところでここはいつもの潮江天満宮。本殿北側の、大山祗神社へ登っていく参道。そこから見上げると、ヤマモモの実が成り始めちょりました。ここにヤマモモの木があることを意識しょちょかんと、普通は気付かんでしょうな。実が成りゆうがはトッと高い所ですきに。ひまわり太郎はいっつも注意しよりますきに、気付きました。先週の段階では、まだ緑色した小さい実やったですけんど、今朝はもうご覧の通り。赤うに熟してきました。
このヤマモモ、「高知県の花」であります。いや、妙に違和感がありますが、「高知県の花」。皆さん、ヤマモモの「花」てご存じですか?たぶんメッソ知られちゃあせんと思います。春前頃に、放射線状に伸びた葉っぱの真ん中にモコモコモコっと出てくるやつ、あれが花なのであります。この「実」の鮮やかさに比べて何と地味なことか。お隣の徳島では、ヤマモモは「県の木」だそうで、こっちの方がわかりやすいですな。けんど、高知県の「県の木」はヤナセスギですきに、割り込む余地がなかったので、「県の花」にしたがでしょうか。
ここは、いっそのこと、高知県の「実」ということで認定してみたらどうながやろうか、と妄想を始めた梅雨の晴れ間の潮江天満宮でした。