梅の実、んめ!〔1867〕2008/05/26
2008年5月26日(月)晴れ!暑い!
今日の気温は何度ながでしょうか。暑いです、まっこと。ちくと湿気もありますきに、蒸し暑い一日になっちょります。この蒸し暑さは、梅雨が近いことを教えてくれます。以前のにっこりを見よりましたら、早い年には5月中に梅雨入りしちょりますし、去年なんぞは梅雨入りしそうな日々をさんざん過ごしたあげく、6月13日にやっとこさ梅雨入り。今年はどうなるのでありましょうか。
でですね、ここはいつもの潮江天満宮。大きな牛さんの臥像を取り囲む飛龍梅。今年の3月28日、花の終わった後の飛龍梅に、ちんまい可愛らしい実が成りはじめちゅうがをご紹介しました。
その実が、どんどんと大きゅうになっちょりまして、この老木全体に生命の象徴の力強い実が成りまくっちゅうがです。素晴らしいですね。この、桃みたいに見える梅の実、直径は2cmちょっと。緑色のやつもありますが、ほとんどの実が、ご覧のようにピンクがかって美しゅうございました。
もちろん、梅の成る季節の長雨ですきに梅雨というらしいのでありますが、なんでウメというのかご存じでしょうか。梅という漢字は中国語でメイと読むそうです。で、遣隋使の時代に日本にやって来た梅は、中国語読みで呼ばれよったがでしょうが、それが「メ」となってきました。これぢゃあ発音しづらいですきに、「ムメ」とか「ンメ」とか発音するようになり、それが「ウメ」になったとか。成る程。
ひまわり太郎がよく走りに行く旧鏡村は、梅が特産品ながですけんど、その農協さんがつくった「んめ!」というドリンクがございます。なかなか「ん」で始まる蝶品名もないでしょうが、ひまわり乳業では、学校給食用のデザートとして、鏡村の梅を使用した「んめ!ゼリー」を作るようになりました。地産地消、食育ですきね。これは、実はかなり正しい発音やったという訳です。
梅干しにするがは白梅やそうですきに、この、紅梅の飛龍梅の実は梅干しにならんみたいですが、どうしてでしょうね。ご存じの方、教えてつかあさい。