五台山、牧野植物園、お馬路〔1838〕2008/04/27
2008年4月27日(日)高知は汗ばむくらいに晴れちょります
そんな訳で今朝は高知。昨日の夕方モンて来ました。やっぱし気温が違いますね、東北とは。日差し、空気、全部違いました。南国高知もエイもんです。
今日は穏やかに晴れた日曜日。お昼前にちくと時間をつくって五台山をたつくりに行っちょりました。まだ詳しいことは話せんがですけんど、昨日、仙台でお逢いしよった方が、ひょっとしたら近々この五台山の牧野植物園関連でのお仕事をされるかも知れん、というお話でしたので、今日はちくと思いたってここを走ってみたがです。
こないだ来たばっかしですけんど、いつ来てもエイですね、牧野。キレイに整備された花々も美しいですし、五台山の自然とマッチして、ホントに素晴らしい空間が広がっちょります。ここは、ひまわり太郎の家から走ってきて、30分かからずに到着します。ですけんど、標高146mの山にありますきに、結構負荷のかかる楽しいコース。普通に走りに来る際には、入場料のかかる植物園には入らんがですけんど、あんまし光景が見事なので、今日は思わず入場券を買うて入ってしまいました。連休の入り口ということもあって、たくさんの観光客さんや地元の皆さんで大賑わい。ここ、実は、県外から高知市へ来られる観光客さんにひまわり太郎がお薦めするNo.1スポットなのであります。あと、日曜市とひろめ市場。これだけ行けば、高知を堪能できます。ホントです。
さて、この写真、その牧野植物園の、昔からあるエリアから東を眺めたところ。この界隈、子供の頃から遠足やらなにやらで、なんべん来たやら判らんエリアです。で、子供の頃は知らんかったがですが、丁度この辺り、歴史的に有名な場所やったのでありました。
このにっこりでも、よさこい節に歌われた純信お馬の物語を何度話したかわかりませんね。その純信が住職をつとめよった、名刹竹林寺の南坊は、この辺りにあったらしいがです。ディープなにっこり読者は、お馬さんと最初に恋仲になったのは純信さんの弟子の慶全さんやったことはご存じと思いますが、もちろんその慶全さんも、ここでお仕事をしよった訳です。ここに、五台山麓の長江に住む鋳掛け屋の娘、お馬さんが、洗濯やら何やら、身の回りの世話をするアルバイトに毎日登って来よった訳ですな。で、登って来よった道がこれ。「お馬路」と今では呼ばれる、長江から竹林寺へ登ってくる道は、今でも残されちゅうのであります。今日は、この道を下ってみました。途中、いつの間にか植物園の敷地を出て、結構整備された山間の道が下って行きます。周囲には畑があって、地元の皆さんが使いゆう道やということがよく判ります。下ってみると、しゅっとでした、長江まで。どんな思いでお馬さんがこの道を往復しよったのか、今では知るよしもないですけんど、その道を歩いて体感してみると、また、新しい発見がありますね。