またまた針原のお地蔵さん〔1831〕2008/04/20
2008年4月20日(日)素晴らしいお天気
こないだ、4月6日の日曜日に、旧鏡村方面針原のお地蔵さんまで走りに行ったことをご紹介しました。畑をやりゆうおじいさんが、ご親切に色々と教えてくれて、野菜もどっしこ貰うてきたお話をしましたですね。あの日は、針原からまた元の道をモンて、行川口のバス停からバスに乗ってモンて来たので、今日はまたまた高知から針原まで走りまして、そのまま旧鏡村役場のある川口まで行き抜けてみました。山のとっと上を走る道はこぢゃんち心地良く、坂も結構急で、エイコースを発見しました。
今日はあのお地蔵さんを、また違うアングルから撮影してみました。
源平合戦に由来するこのお地蔵さんは、その今井兼光さんのご子孫の方によって、天保年間につくられたものらしいです。今井兼光さんが弓を射て、倒した相手の居た小浜城は、この今井の集落のしゅっと横の真正面にありました。今、城ノ平運動公園というソフトボール場とかのある公園になっちょりますが、ホント、鏡川を挟んで目の前の眼下にあります。名人、今井兼光さんにとっては、十分な射程距離やったことがわかります。木曾義仲が頼朝の配下、義経の軍勢によって滅ぼされる際、一緒に壮絶な最期を遂げた腹心今井兼平さん。その弟が、強弓で知られた今井兼光さん。今井尉之頭(いまいじょうのかみ)兼光さんですが、このお地蔵さんには「今井城之頭墓 今井金藏建立」と彫られちょりました。
さて、あの日、畑仕事をしながら説明して下さいました方、高知大学名誉教授の今井嘉彦先生、ということが判りました。高知大学の知人に聞いたらしゅっと判りました。水の環境方面の権威で、すばらしい有名な研究者さんやったのであります。素敵な出会いに感謝。
この鏡村界隈は、その小浜城を含め、中世の城跡がこぢゃんと多いことでも知られちょります。そんな城跡めぐりもやってみたら楽しそうです。今日は、針原から山越えで川口の方へ下っていきましたが、途中、ぽついぽつりと古い民家や畑があり、山の懐の深さを実感できましたですね。
川口の旧鏡村役場の駐車場では、たくさんのツバメが飛び交いよりました。で、見渡してみますと、こぢゃんとたくさんのツバメの巣が。これ、すごいです。雛の姿はよう見ませんでした。春の鏡村は楽しすぎます。